ピロリ菌に関する基礎知識の発信のほかに、ピロリ菌感染度診断ができます。
BASIC KNOWLEDGE
胃がんの主な原因はピロリ菌の感染ですが、日本人の高濃度塩分が多い食生活や遺伝的要素も胃がんの発症に影響を与えているとされています。
胃がんの死亡率が高い一因として、症状が出にくく進行が早いことが挙げられます。初期段階では自覚症状が少ないため診断が遅れがちで、発見された時には既に進行していることが少なくありません。
治ったと見なされる5年生存率でみると、検診などで発見された場合は98%前後、症状などで発見された場合は50%強と大きく違います。
症状がないからこそ、検診や人間ドックなどを受けることが重要です。
ヘリコバクター・ピロリ菌は慢性胃炎を起こし潰瘍の原因になり、胃がんのリスクになります。この菌の検査は、検診などで血液検査、尿検査、便検査、医療では呼気検査などの方法で行われます。感染が確認された場合、抗生物質と胃酸分泌抑制剤を7日間内服する除菌治療が推奨されます。
胃内視鏡検査は、胃がんの早期発見に非常に有効な方法です。6mm未満の細いハイビジョンカメラを鼻から挿入すると楽に高精度な検査を受けることが出来ます。ピロリ菌の感染の有無や胃がんのリスクも判断でき、必要に応じて組織の採取(生検)も行うことができます。
胃のレントゲン検査(上部消化管造影検査)は、バリウムという特殊な液体を飲み込んで胃をコーティングし、その後レントゲン撮影を行うことで胃の形状や状態を確認します。この検査は胃粘膜の凹凸から潰瘍や癌を発見するため、平坦に近い早期の胃がんを発見することは難しいことがあります。この検査で異常を認めた場合は、胃内視鏡で精密検査を行います。

鈴木クリニック院長 鈴木英雄
胃がんの原因は幼少期に感染するピロリ菌ですが、除菌することで40%以上予防することが可能です。また、内視鏡検査をすることで、ピロリ菌の有無や胃がんのリスクを確かめることができ、胃がん死亡を50%抑制できます。この内視鏡検査は、早期胃がんの発見、治療に有用なことに加え、食道がんや咽喉頭がんの早期発見にも有用です。
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