「子宮頸がん」で亡くなり子宮を失う女性を一人でも減らしたい。
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BASIC KNOWLEDGE
子宮頸がんは、女性の子宮に発生するがんで、主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。HPVは性行為を通じて感染し、その状態が持続すると子宮頸部の細胞に異常を引き起こす可能性があります。
初期症状はほとんどありませんが、がんにまで進行すると不正出血や下腹部痛などの症状が現れることがあります。予防には、HPVワクチンの接種と定期的な子宮頸がん検診が有効です。これらの対策により、子宮頸がんのリスクを大幅に減少させることが可能です。
子宮頸がんを引き起こす可能性のある特定のHPVタイプに対する抗体を提供します。
現在、主に3種類のHPVワクチンがあり、それぞれ異なるHPVタイプに対する感染予防の効果があります。HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種(決められた年齢では無料で接種を受けることが可能)が行われています。
パップテストは、子宮頸部の細胞の異常を検出し、がんの早期発見に役立ちます。
THIRD CLINIC GINZA院長 三輪綾子
子宮頸がんは予防ができるがんです。若い女性の人生を大きく変化させてしまう、また命を奪ってしまう病気です。
78人に1人位の発症といわれており、性交渉の経験のある方なら誰しもが可能性のある病気です。自分ごととして、自分を守るためにも子宮頸がんの予防ができているかどうか、今一度確認してみてください。
FAQ
検査キットの発送メールが来て1日たちますがまだ届きません。
システムの都合上、検査キットSHOPにて購入した商品ははご注文いただいてから到着まで1週間程度の期間を要しております。
週末や祝日の影響なども受けてしまうため、発送メールから3日経過しても到着しない場合、改めてご連絡いただけますでしょうか。
男性自身が発症する病気である中咽頭癌、陰茎がん、肛門がんなどを予防する効果もあるらしいですが、男性自身の発症を予防する上では4価で十分なのでしょうか?
男性のHPVワクチンに関しては現在ガーダシル(4価)で肛門がんの予防に対しては効果が認められております。
理論的には9価でも同様、もしくはそれよりも予防できる確率が高くなることは予想されますが、まだ十分なデータが出揃っていない状況です。
既婚40代後半の女性なのですが、医療職の友人にHPVワクチンを打つ必要はないと言われました。ワクチン接種は、他人と性行為をしない限り必要ないものなのでしょうか。感染源の潜伏期間はどのくらいなのでしょうか。
何歳までワクチンを打つべきなのかについて明確な答えはありませんが、将来的な感染を防ぐ目的ではワクチンを接種することが望ましく、最も効果が高いのは性交渉の経験がない時点です。
一方、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention : CDC)は、26歳以下で、HPVワクチンの接種経験がない場合、男女ともにワクチンを接種すべきだと推奨おります。
また、27歳から45歳の男女に対しては、将来的な感染HPVリスクとワクチン接種の利点、双方をよく考え、医師とも相談の上でワクチンを接種するかどうか判断して欲しいと呼びかけています。
性交渉のパートナーが双方で長期にわたり固定されている場合は、新たなHPVへの感染リスクは低いです。
ただ、パートナーが既にHPVに感染しており、その状態が持続している場合、ご自身も感染リスクにさらされることになる点に注意が必要です。
新たな性交渉のパートナーを迎えると、その度にHPV感染のリスクに晒されますので、これらの情報を踏まえてご選択されることをおすすめいたします。
娘が中学生の時に2価HPVワクチンを3回接種したのですが、9価HPVワクチンが承認されたため、より予防効果の高いワクチンだと知り接種するべきか迷っています。接種する事のデメリットはありますか?
アメリカ疾病予防管理センターでは以下のガイダンスを公表しております。
https://www.cdc.gov/hpv/downloads/9vhpv-guidance.pdf
ここでは過去に2価または4価HPVワクチンのシリーズを完了した人に対して、9価HPVの追加投与を推奨する勧告はないと表記されています。
一方、追加で9価HPVワクチンを接種する利益や危険に関しては、リンクの3ページ目中段から4ページ目に記載されておりますのでご参照ください。
〇〇クリニック院長の者です。当院でも9価HPVワクチン接種可能ですのでリストに掲載していただけますでしょうか。
ご連絡をありがとうございます。ホームページに掲載させて頂きたいと思いますので、以下の情報をお問い合わせフォームよりご教示下さい。
住所/ホームページURL/電話番号/男性接種の可否
9価HPVワクチンの「ガーダシル9」と「シルガード9」の効果は同じなのでしょうか?
ガーダシル9とシルガード9は同じワクチンですので効果も同じです。
海外では承認済みで民間レベルで輸入し以前から接種されていたものがガーダシル9、同じ製品ですが昨年正式に国から「承認」され、所定の流通ルートで供給されるものがシルガード9になります。
未成年の息子に、HPVワクチンを自費でもいいので打たせたいのですが、男の子に接種してくれる病院がわかりません。どこで打てますか?
HPVワクチンは小中学生が接種する場合が多いため、婦人科のほかに小児科で取り扱っている場合があります。
当協会が公開しているリストには男性が9価HPVワクチンを接種できる医療機関を掲載しておりますが、2価や4価についてはより多くの医療機関で対応している可能性があるため、ぜひお近くの小児科またはお住まいの自治体に問い合わせてみてください。
私の住んでいる地域でHPVワクチンを打てるクリニックはどこでしょうか。近くで打てる場所を知りたいです。
10価以上のHPVワクチン(輸入や無認可、自費診療可)を摂取できる病院は日本にありますか?
研究・開発が行われている可能性はありますが、実用化はされておりません。
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